「人生に意味なんかない」
とても深い言葉だなって思いました。
自分は己の人生の意味を深く考えたことはありません。
意味というよりも、今日はあれをやらなきゃとか明日はこれをやらなきゃとか、todoばっかり考えてました。
なので己の人生の意味を考えるという発想がまずありませんでした。
では実際考えたら答えは出るのかというと...
わかりません。
わかるわけないんですよね。だって「自分はこれをやるために生まれてきた」とか「自分の生き様はこれだ」って胸を張って言う人見た時ありますか?
自分は漫画やゲームでしか聞いた時ありません。
自分の人生の意味ってたぶんそれを答えられるのはきっと自分ではなく自分に関わってきた他人の人なんじゃないかなって思います。
それこそ「自分の生き様」を見てきた人。
たしかにいろいろ悩んで落ち込んでる時に「自分って何のために生まれてきたんだろう」って考えたことは一度はあると思います。
でも結局1人で考えても答えはわからなくていつのまにか考えてる事すら忘れちゃうんですよね。
きっと自分の人生の意味は長い年月をかけて自然と作られていくものなんじゃないかなって思います。
それこそたくさんの人と出会い別れ、その中で誰かの役に立てたり誰かから助けられたり、喜び悲しみを分かちあったり。
そうやって歳を重ねて人生の終活地点に立って初めて「自分の人生の意味はこれだった」って言えるようになるんじゃないかなって思います。
きっとそこには今までを振り返りながら、今まで関わってきたたくさんの人達の自分に対しての言葉が詰まっているはずだから。
そう考えると人生まだまだこれからなのに無理に人生の意味を考える必要ないと思うし、もっともっと歳を重ねていって最終的に最高の人生だったなって思えるように「今を全力で楽しむ」ことに注力したいなって思いました。
だから「人生に意味なんかない」と説いた人はきっと、今それを考えたって答えなんて出ないから、とりあえず今を大事に今を全力で楽しもうよって教えたかったんじゃないかなって思います。